均整ネットワーク: 身体均整師会身体均整法学園

6.観歪法


 一般には「かんわいほう」と読みますが、均整法では「かんぷほう」と読み、「脊髄神経反射療法」とも言われています。
 観歪法は、身体均整法の大きな収穫のひとつです。
 体表上の神経の観察と、体表上から神経を刺激して身体を整える手技をまとめあげたことは、亀井先生の4つ目の功績です。

背中 肩甲骨の肩甲棘の下あたり(赤丸)に痛み□のあるひとを例にとります。痛みと同じ高さの 椎骨の際を、指で押さえると痛みがやわらぐところ(白丸)があります。
 そこに指をあて、息を吐かせながら押し込んでいき、ポッと圧をゆるめます。皮膚から指をはなさずに、数回くり返します。痛みを確認して下さい。
 これは、デルマトーム(脊髄神経分布)を利用した手技です。

 膀胱炎の人がいましたら、胸椎11番と仙椎5番、腰椎2番と5番をさわってみてください。胸椎11番と仙椎5番が弛緩し、腰椎2番と5番が緊張していることが多いです。
背中の椎骨  胸椎11番に、拇指をあてて、受け手に息を吐かせながら押し込んで行き、つきたところで、ポッと圧を弛めます。皮膚から指を放さずに、数回。(鼓舞といいます。)仙椎5番も同様に鼓舞します。
 腰椎2番に、拇指をあてて、息を吐かせながら、押し切らずに3割位の圧を加え、そのまま弛めずに、息を吸わせます。吸いきったところ(圧の頂点)で圧をポッとゆるめます。
 皮膚から指を放さずに、数回。(抑制といいます。)腰椎5番も同様に抑制します。
 膀胱炎に、特有な痛み、排尿困難、不快な症状が軽減したり、消えることが多いです。